風力発電所の完成まで

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六ヶ所村風力発電所の場合

風力発電に適した場所

風力発電に適した場所とは

  • 1年を通して、風力発電に適した風が吹くこと
    風力エネルギーは風速の3乗に比例しますので、風が強いほど風車は多くの発電を行うことができます。風車の立地の選択には少しでも風況の良いところが望まれるのです。
  • 風力発電機の陸揚げや運搬が可能なこと
    大きく重量のあるタワーや、35メートルの長さのブレードを運搬できる道路・橋などの搬送ルートの確保が必要です。
  • 送電線と接続できること
    風力発電で作った電気は送電線を通して送られています。風力発電は自然の風を動力源としているクリーンなエネルギーですが、風の吹き具合によって発電量が変動します。安定的な電力の供給のためには、既存の電力系統との連系が必要です。
  • 周辺の環境に影響を与えないこと
    希少動植物の生態系に影響を与えないことが必須です。

などの条件が整うところです。

建設から完成まで

1.水切り(荷下ろし)

1.水切り(荷下ろし)

船で運んできたブレード、ナセル、ローターやタワーを港に慎重に下ろします。

2.基礎工事

2.基礎工事

地下深くまで鉄筋を張り巡らし、コンクリートで頑強に固めて基礎を作ります。

3.風車の運搬

3.風車の運搬

ブレードなどの長いものは分割することができません。一般車両や道路に負担をかけないよう、夜間にゆっくりと慎重に港から建設地まで輸送します。

4.タワー据付

4.タワー据付

基礎とタワーをしっかりとボルトで固定したあと、3分割されているタワーを約83メートルまで伸びる巨大クレーンで吊り上げて、それぞれ接続していきます。

5.ナセル吊り上げ

5.ナセル吊り上げ

タワーの上にナセルを取り付けます。

6.ローター吊り上げ

6.ローター吊り上げ

地面でブレードを取り付けたローターをそのまま慎重に吊り上げます。

7.ローター取付

7.ローター取付

吊り上げたローターを慎重にナセルに取り付け、ボルトでしっかりと固定します。

8.完成

8.完成

完成です。

風車の大きさ

霞ヶ関ビルと国会議事堂の高さを比べると風車の大きさがよくわかります。
風車のタワーの高さは約65mですが、ブレードの長さが約35mあるため、ブレードが真上に上がったときの最高到達点は約100mになります。

六ヶ所村風力発電所の概要

発電所名 所在地 発電所の容量 風力発電機 発電量
六ヶ所村風力発電所 青森県上北郡六ヶ所村 32,850kW (1,500kW×20基、1,425kW×2基) GEウィンドエナジー社製 年間発生電力は約25,000世帯で消費される電力に相当します。