日本風力開発株式会社
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2023.05.24お知らせ

小泊漁港区域内の洋上風力発電の事業計画認定(FIT認定)について

 日本風力開発株式会社は、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法第9条第1項の規定に基づき、2022年12月15日付で、再生可能エネルギー発電事業計画認定の申請を行い、2023年3月31日に経済産業大臣による認定を受け、同年5月22日に経済産業省より公表されました。(https://www.fit-portal.go.jp/PublicInfo
 

 小泊漁港の区域内に洋上風力発電設備を設置することで、持続可能なグリーン電力を供給し脱炭素社会の実現に資するとともに、共存共栄の理念と将来像の共有の下、その事業収益の一部を漁業や地域に還流することにより、漁業や地域社会の活性化に貢献します。また、洋上風力発電設備の設置や稼働による漁業への影響調査を適切に行い、今後想定される大規模な洋上風力発電における漁業影響の調査や評価に役立てられるよう、その結果を広く公開します。
 特に、漁業及び地域との共存・共栄を実現するため、「漁業・地域会議」を設置し、漁業協調・共生、漁業振興や地域貢献のための計画を作成し、関係者との適切な役割分担のもとで計画を実施していく考えです。洋上風力発電と漁業及び地域の強みを生かした「漁業及び地域との協調・共生策」を推進することで、次世代につながる漁業・水産業や人口減少・高齢化に立ち向かう地域づくりに繋げていきます。
 

 今般の経済産業省の認可を受けて、小泊漁港の区域内での事業実施が具体的に決まったわけではありません。事業実施に向けては、実施体制の構築、調査、具体的な事業計画や関係法令等の許認可等が必要になります。
 このため、日本風力開発株式会社は、地方公共団体や漁業協同組合等と共同で特別目的会社を設立し、本特別目的会社が、地域との合意形成や周辺地域への丁寧な説明を行い、ご理解を得ながら、まずは調査計画を作成した上で、構造設計、配置計画や発電計画等に必要な調査や漁業影響に関わる事前調査を実施することとしております。
 こうした調査の結果に基づき、具体的な事業計画を作成した上で、最終的に投資の決定(事業実施の判断)を行い、2029年稼働開始を目指したいと考えております。また、この間、水域占用や環境アセス等各種法令等に基づく必要な許認可等の手続きを着実に行って参ります。

再生可能エネルギー発電事業計画の認定の主な内容

認定日2023年3月31日
発電設備の名称(仮称)小泊漁港洋上風力発電所
事業者名日本風力開発株式会社
発電設備の設置場所青森県北津軽郡中泊町 小泊漁港区域
発電設備の出力104,775.0kW

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