調査・開発から保守まで
風力発電のすべてに一貫対応
事業案内
風力発電の適地を探し、ビジネスプラン構築から法的手続き、環境配慮、建設、系統連系、発電開始、
メンテナンスを含めた長期運用計画まですべてに対応します。
風力発電所とは
風力発電所は風力発電設備、送電線設備、連系変電設備、サイト変電設備から構成されます。
多くの場合、サイト変電設備は風車タワー内に設置されます。
- 発電所の基本構成
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●風力発電設備
風車+支持物(タワー&コンクリート基礎) -
●連系変電設備
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●送電線設備
陸上風力発電所を構成する設備
ブレード、ナセル、タワー、基礎部分で構成され、風がブレードを通過するとき、飛行機の翼に見られるのと同じ様に揚力が発生しローターを回転させ電気をつくります。
ひとつの風力発電プロジェクトでは、適切な維持管理体制の下では20~25年間発電が行われます。
発電所を構成する設備
風車と支持物
ブレード、ハブ、ナセル、タワーから構成され、ナセルの内部に発電機があり、風の運動エネルギーを利用し発電します。
運動エネルギーは風速の2乗に比例し出力は風速の3乗に比例します。出力変動が大きいので、蓄電池を併用することもあります。
風車を支える基礎
基礎と接続方法
風車の基礎には直径1.8m程度の場所に打ち杭で支えられた鉄筋コンクリート製のフーチング(凸型で下部が地面の下に埋もれ、上部の数十cmが地上に出る形状の基礎)が用いられ、基礎の上部は風車のタワーとボルトにて強固に接続されます。
基礎とタワーの接続方法には、基礎フーチング上部に円筒形状の銅製リングを埋め込んだアンカーリング方式と高強度のボルトを埋め込んだアンカーボルト方式があります。
洋上風力発電所を構成する設備
洋上風力は、風車とその基礎、変電所などの洋上設備と、陸上とそれらをつなぐケーブルから構成されます。
陸上と比べて土地制約が少ないため、一般的に風況が良く、大型化が可能で大量のエネルギー創出が可能となるとともに、
新産業の創出を含めた様々な経済効果が期待できます。
洋上風力の基礎の構造
洋上風力の基礎
洋上風力の基礎には主に、地盤に直接風車を設置する「着床式」と、水中に風車を浮かばせ、海底とケーブル等で繋ぎ止める「浮体式」が用いられます。また、「着床式」には主にモノパイル式とジャケット式があります。
「着床式」はおよそ水深60m程度までの環境で利用され、「浮体式」はそれ以上の水深がある環境で利用されます。
現在では、一般的に建設期間が短くコストを比較的安く抑えることができる、モノパイル式が主流となっています。